インプラントは健康保険が適用されない自費診療ですから、料金はそれぞれの歯科クリニックで自由に決める事が出来ます。
その為、インプラントの料金は歯科クリニックによって開きが大きく、中には非常に安い料金を打ち出しているところもあります。
インプラントは結構費用が掛かる手術ですので当然安いのは大歓迎なのですが、ただ本当に安ければ良いのかと言えばそうとは言い切れません。
商品販売の場合一般的に価格を安くするにはコストを引下げるか又は利益を削って価格を下げ、その代わり販売数を増やすいわゆる「薄利多売」しか方法はありません。
しかし歯科に限らず医療というのは労働集約型で人件費が嵩む為、コストダウンが非常に難しい業種です。
例えば製造業では製造現場の無人化、ロボット化が大きく進展していて、最先端の工場では人影もまばらな工場内でただロボットだけが動いているという様な風景はごく普通になっています。
しかし医療現場では遠い将来はともかく現時点では労働集約型の構図は変わらず、コストダウンには限界があります。
従って、もしインプラントの料金をライバルより大幅に安くしようと思えば薄利多売しか方法が残っていません。
医療で薄利多売と言えば患者1人当りの治療時間を出来るだけ短くして、その分より多くの患者を診るという事になります。
これが果たして患者にとって良い事かと言えば良い事どころか「悪い事」ですね。
もちろんドクターの中には自分の収入を削って丁寧な診療をした上で料金も安くしている方もおられるかも知れませんが、その様なドクターははっきり言って少数派です。
一般的にはインプラントの料金を大幅に安くしようと思えば、1人当りの患者の治療に掛ける時間(メンテナンス含む)を短縮して数をこなす事になります。
その様に考えれば工業製品の様なドラスチックなコストダウンが難しい医療では、インプラントの料金もおのずから一定の価格帯に収斂して来ます。
従って、結論を言えばインプラントの様な医療行為では他とかけ離れた料金には何か裏があると考えて、そのわけをよく調べてから手術をする歯科クリニックを決めた方が良いと思います。
【インプラント,料金,コストダウン,薄利多売,労働集約型】
インプラントのまめ知識は、インプラントについて解説しています。
結論から先に言うとリスクの無い医療行為はありません。 ましてやインプラントはれっきとした手術ですので当然術中、術後共にリスクを伴います。 インプラントでは術後に細菌感染で炎症が起きる事があります。 通・・・・